物事を行うに至って、始め方や続け方って大事ですよね。
でも昨今の芸能界、特にアイドルなどを目にすると「やめ方」もものすごい大事だと思いますね。
普通の労働者と違って、人気がなくなったとか・異性関係で何かあったとか・まぁ色々なことが原因でやめてしまう人の多いこと多いこと。
今日はどこにでもいるなんの変哲もないおじさんの僕がね、有名人の(特にアイドル)辞め方の類型と、適切な辞め方を考えてみようと思います。
結論から言うと
夢追う、別のやりたいことがある系・病気や怪我系が摩擦の少ない良い辞め方です。
あと異性関係のトラブルで辞めたとしても意外と復活できるということですね。
あとあと、さらに提案するなら、アイドルを副業にしよう、ということですw
詳しくみていきましょう。
適切な引退の定義
何が適切な辞め方の定義かというと人(視点)により様々ですが、ここでは有名人本人にとってその引退がストレスになるかならないか、ということに着目します。
なぜなら有名人が辞めた時にその辞め方が適切だったかどうかは、本人・クライアント・事務所・ファンと立場が違えば全く異なるからです。
ストレスになるか、祝福されるか、その後の活動に悪影響か。
という点が大事になってきます。
理想の引退
一番理想なのは山口百恵さんの引退方法ですね。
理想ではありますが、一番適切かというとそうではありませんけどね。
人気絶頂の時に引退なんて普通はできません。
山口百恵さんは1973年から1980年の7年間しか活動しておらず、引退したのは21歳の時でした。
完全にまだまだ今からって年齢ですよね。
そんな若くて人気絶頂の時に辞めるなんて事務所がまず許さないですし、ファンの悲しみ具合は半端じゃないです。
ネットがある今ならあらぬ噂が立ってしょうがないでしょう。
でも山口百恵さんはラストコンサートでステージにマイクを置いて立ち去り、引退そのものをエンターテイメントとし、伝説になりました。
最もカッコよくて華々しい引退でした。
その後もメディアには一切出ず、晩年を汚すこともありません。
ほとんどは人気がなくなるから
でもほとんどの人は山口百恵さんのようにはいきません。
なぜならほとんどは引退したくないのに人気がなくなって、もしくは初めから人気が出なくて辞めてしまうパターンがほとんどです。
事務所を辞めてから・グループを抜けてから、観なくなった芸能人は五万といますよね。
辞めたくないのに辞めないといけない、そんなケースの人がほとんどです。
様々な引退の仕方
ここからは様々な引退の仕方をあげていきましょう。
夢追う・別のやりたいことがある系
夢追う系・別のやりたいことがある系は、前向きな理由なのでかなり辞めやすいと思いますね。
ぱっと思い浮かぶのは、元モーニング娘の紺野さん・ももちこと嗣永桃子さんです。
紺野さんはアナウンサー、ももちさんは幼児教育でしたね。
あと若槻千夏さんなど芸能人を続けながらもオリジナルのキャラクターを作り、会社経営を行って、アイドル活動からは引いた方もいらっしゃいます。
個人的には若槻さんのスタイルが一番望ましいと思いますね。
アイドルという年齢を超えたら、培ったスキルと経験と知名度を武器にして自分のビジネスを起こす。
この路線、芸能人は全員やった方が良いと思います。
実際にされている方はたくさんいらっしゃいますね。
元々別に仕事を持っていた方がテレビに出るようになったパターンもありますが、そのパターンは最強だと思いますね。
芸能活動をすることによって、本業にも活きますし、芸能活動をやめても本業で食っていけるわけですからね。
ぱっと思いつくのがIKKOさんや假屋崎省吾さんなどです。
彼らは本業をしているうちに有名になりTVのオファーが増えました。
本業もしっかりあるので、もしTVタレントとして世間に出なくなっても、ほぼノーダメージでしょう。
何も言わない
本当に誰からも人気がなければ何も言わなくてもすんなり引退できます。
逆に人気がある人が何も言わずに辞めると、連日めちゃめちゃ話題になると思います。
でも、情報が出てこなければ憶測だけでファンたちは語るしかないので、次第に火が弱くなって風化します。
事務所側の対応としては何か聞かれても契約を満了したとか、家庭の問題とか、言っておけば良いでしょう。
突然辞めるというのはセクシー女優の人に多いと思いますが、ある時たまに話題になってますけど、情報がなければほとんど風化しちゃいますよね。
病気・怪我
病気や怪我もすんなり引退できます。
というより本当に病気や怪我で活動できなくなれば引退するしかないですしね。
本当に病気や怪我だったのなら、完治してからカムバックもできますし、その闘病生活について番組で話したり、インタビューを受けたり講演をしたりできます。
一応仮病でも異性関係トラブルとかに比べればすんなり引退できるとは思いますが、カムバックは難しいでしょう。
なぜならカムバックしたら病気や怪我をしていた間のことを聞かれますからね。
体力の限界
体力って、かなり主観的な問題なので他人がとやかく言いにくいですよね。
客観的には「まだまだできるやーん!」と思っていても、本人的には「もうむり。。。」と思っているケースってたくさんありますよね。
プロ意識が高ければ高いほど、自分のなかの理想も高いので、満足いくパフォーマンスが出来なくなると歯がゆくなります。
そういったことを理由に引退すれば、叩かれることもないでしょう。
事務所トラブル
事務所のトラブルは、例え本人が悪くなくてもあまり印象が良くありません。
意外と異性関係のトラブルで辞めるよりもカムバックが難しいかもしれません。
人間関係
これも事務所トラブルと一緒であまりよくないですね。
徐々にフェードアウト
フェードアウトという辞め方ですが、何も言わずに辞めるのと似ていて、良いかもしれませんね。
徐々に仕事を減らしていき、新生活に向けてスイッチします。
自ら露出を減らして人気をなくしていくパターンですね。
なかなかできない芸当だと思いますが、考えられるなかでは良い辞め方です。
異性関係
異性関係のトラブルで辞めるのは印象が良くないですよね。
めちゃめちゃ叩かれるし、事務所やクライアントにも迷惑をかけ、本人にとってもストレスです。
でも、例え一時めちゃめちゃ叩かれても、意外と復活している人はいますよね。
元々本人のキャラクターやおしゃべるのスキルがあって実力があればこそなんですが、めちゃめちゃ叩かれると話題になってほとぼりが冷めたら番組側も呼びやすいし、わかりやすいサンドバッグとしてのキャラも生まれます。
あと異性関係のトラブルで一時でなくなった芸能人が、それでもカムバックを果たせるのは、彼らのメンタルにあると思います。
例えば、不倫や浮気をするなんてどう考えたって自分の芸能活動にとってマイナスですよね。
それでもやっちゃうんです。
ということはそれだけ精神が図太くて、エネルギッシュで、いい意味でも悪い意味でもネジが外れているんだと思います。
だからこそ、たくさんの視聴者から叩かれてもまだ出てこれるんです。
人気なのも、叩かれるのも、復活するのも、なるべくしてなっているんですね。
どの引退が復活しやすいか
上でも少し触れていますが、どの引退が復活しやすいか見ていきたいとおもいます。
山口百恵さんパターン
かっこよく引退するパターンですね。
カムバックはできないでしょう。
あんなに華々しく引退したのにカムバックしたとあっては、揶揄の対象になってしまうかも。
需要があっても中立の立場だった人からは疑問が生まれやすいと思うのでカムバックが難しい方でしょう。
夢を追う・別のやりたいことがある系
別にやりたいことがある系は、ちょこちょこ戻りやすいと思います。
今は別のことをしているけどたまにテレビに顔出す人っていますよね。
上でも書きましたけど、若槻千夏さんが良い例です。
病気・怪我
体調が治ったと言えばOKなので戻ってきやすいと思いますが、病気だった時の生活についてかなりきかれると思うので、仮病だった場合はカムバックは難しいでしょう。
事務所トラブル
事務所をかわるか問題が解決されたら良いのですが、良い印象はあまりないでしょう。
普段から横のつながりを強固にしておくと良いでしょう。
人間関係
事務所トラブルと同じです。
徐々にフェードアウト
徐々にフェードアウトのほとんどは人気がなくなることによっておこることが多いので、元々人気がなければカムバックは難しいでしょう。
異性関係
これは意外とカムバックできるかもしれませんね。
おしゃべりができたり同姓からの人気もあれば、復活している人はたくさんいます。
提唱する始め方
上記の辞め方のパターンを鑑みて、辞め方をスムーズにするために、僕からある提案があります。
それは日向坂46の佐々木久美さんからヒントを得たんですが、彼女は未来について聞かれたとき「OLさんになりたい」と言っていました。
理由は「アイドルは若いころしかできないから」とのこと。
人気になりたてのアイドルグループのキャプテンが、「数年したらもうやめるよ」と宣言しているのです。
これって最強だと思うんですよね。
辞める時は辞める時で、「OLさんになるから」といえばいいし
辞めなかったら辞めなかったで、「夢が変わった。アイドルを続けたい」と言えばいいだけなんです。
ビジネス等なんにでも言えることですが、出口戦略をしっかりと取って宣言していることで、どっちに転んでもほぼノーダメージでいられるんです。
本人がどういうつもりで言っているかはわかりませんが、これはすごいと思いましたね。
容姿を売りにするアイドルは、デビューした時に「将来の夢は〇〇です」と芸能活動と全然別のことを言っておけば、かなり辞めやすくなるので、みんなそうすべきだと思いますね。
辞めなかったら辞めなかったでファンが喜ぶだけですし。
年齢と共に自然とアイドルでいられなくなるので、ほとんどの人はどうせ辞める時が来るのですから、はじめに辞めること(終わりがあること)を宣言しておけば、希少性(期間限定商品の特性)も生まれますし、その間ファンはそれまで一生懸命応援しようという気になりやすいと思います。
引退前からYouTubeチャンネルを育てておけば、引退後も知名度を売りにして再生回数を稼ぐことが出来ます。
なかなかええと思います。
アイドルを副業に
アイドルといっても色々ありますよね。
バラエティ番組に出るアイドル
歌って踊るアイドル
グラビアだけやるアイドル
その他芸能活動色々やってるアイドル
ほとんどのアイドルが、まぁだいたい全部やってるわけなんですが、どれも事務所を通してやってますよね。
僕が提唱するのは、事務所を通さず個人的にやるアイドルです。
と言っても、もうそういった活動をしている人はたくさんいますよね。
TV番組にでる必要はないんです。
副業なので。
副業でも稼げます。
もう何年も前からネットを通してそういう人たちが活躍しています。
代表的なのがYouTuberですね。
歌ってみた・踊ってみた系
日常系
お笑い系
大食い系
メイク系
筋トレ系
ゲーム実況系
代表的なのはこれらのタイプでしょうか。
事務所に入っている人・入っていない人問わず、容姿が優れていたりおしゃべりが上手だったりする人気YouTuberがたくさんいますよね。
そういった方たちには固定ファンがついています。
TVやコンサートを主戦場にしている芸能人(TVアイドル)よりも人気がある方なんてたくさんいます。
これってアイドルと何が違うんでしょうか?
人気になるのはそれだけ実力と運と努力が必要ですが、副業アイドルの良いところは「すぐ辞められるところ」です。
個人的にやっているだけなので、いつ辞めたっていいのです。
クライアントとの長期契約があったり事務所に所属などしていればそうはいきませんが、副業程度でやっているアイドルであれば活動をしていてもYouTubeからの広告収入しかしないので、突然辞めても誰にも迷惑がかかりません。
TVを主戦場にする芸能人のほとんどは、大小ありますが辞める時必ずなんらかの摩擦・ストレスがあります。
夢追う系は、夢が叶わなかったら出てきても微妙な感じになりますし。
病気や怪我で辞めるのは、それ自体は辛いことです。
事務所トラブル・人間関係・フェードアウト・恋愛関係などは、全部印象が良くありません。
でも副業でやっているYouTubeアイドルなら辞め方はどうにでもできます。
動画を出さなくなったらいいだけなので。
しかも動画を出さなくなっても、過去の動画が再生されていれば収入が入ってくるんです。
普通に良いですよね。
事務所に所属してテレビに出たりコンサートをするようなアイドルでも、月収数十万という人はたくさんいます。
副業アイドルでも、YouTubeの再生回数がたくさんあればガチアイドルの収入を超えることも可能です。
弾き語り、メイク動画、トーク、ダンス、ゲーム、それ以外でもなんでも良いです。
あなたに秀でたものや人を惹きつけるキャラクターがあれば、それをフル活用しましょう。
まとめ
・出口戦略をしっかりと取ろう
ということでね、今日は僕の妄言連発でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
また色々ね、わけわからんことを書いていくと思いますが、よろしゅうお願いします。
それではさよならね。