(2019年7月15日初稿)
この書籍「紀州のドンファン-美女4000人に30億円を貢いだ男-」は、資産家である故野崎幸助氏の自伝です。
2017年の11月16日に放送されたアメトーーク 読書芸人で東野幸治さんが紹介されていたことから「紀州のドンファン」について知り、非常に興味を持ち書籍の購入に至りました。
私の過去の記録を見る限り、2017年の12月22日には読了しています。
積読が多い私ですが、この本に関してはすぐ読み終わったみたいです。
すごく感銘を受けた本なので、レビューしていきます。
ちなみにこの記事はブックレビューですし真相はまだわからないので、
野崎氏が覚せい剤によって死去されたことに関しては触れません。
本の概要
ドンファンとは17世紀のスペインにおける伝説上のプレイボーイのことです。
野崎幸助氏は紀州のドンファンと言われていたように、相当なプレイボーイだったそうです。
若い頃から多くの女性を抱きたいと思い続けていたそうで、そのモチベーションを維持したままいくつかの会社を経営し、資産家になり
たくさんの美女を抱くという夢を叶えたそうです。
昔は店頭でコンドームを買うのは非常に恥ずかしかったこともあったため、
そこに目を付けた野崎氏は、なんとコンドームの訪問販売を始めたそうです。
はじめのうちは「馬鹿にすんな!」と追い返されたことも多々あったそうですが、
次第に売れるようになってきたそうです。
それもまさに漫画みたいな展開で
「あんたが使い方を教えなさいよ」
と農村の奥様に言われて家の奥に手を引かれ、いくらその奥様が不細工でも泣く泣くデモンストレーションとして
抱いて販売したそうです(笑)
コンドーム販売の後は鉄くずやガラクタの回収をして販売を行ったり、金融業を始めたりして
富豪になっていったそうです。
しかも自社の女の子に手を出しまくり、ナンパもめちゃめちゃするという徹底ぶり。
正直、雄として非常に憧れます(笑)
雄としてまっすぐな生き方
野崎氏が主に相手にしていた女性というのは
高収入の男性しか入会できない愛人クラブに登録していた女性や
クラブのホステスや、街で見かけた美女たちだそうです。
僕が一番衝撃だったのは野崎氏のナンパの仕方です。
例えば電車内などでも、美女を見つけると
「ハッピーオーラ、ハッピーエレガント、ハッピーナイスボディ。私とエ〇チしませんか?食事しませんか?」
と声をかけていたそうです(笑)
まずこのワードセンスがめちゃめちゃおもろいんですが(笑)
それは置いといて、野崎氏は声をかけた女性に名刺を渡すそうなんですね。
最初は「なんだこのジジイ」みたいな目で見られるそうなんですが、
野崎氏はなんと名刺の裏に1万円をはりつけておくのだそうです。
そうすると高確率で後から連絡が入るんですって(笑)
めちゃめちゃおもしろいな(笑)
愛人クラブもすごいけど、万札ナンパはものすごい力技!w
正直、この野崎氏の生き方って、ものすごく「男だなー!」というか「雄だなー!」と思うんですよね。
そもそも雄にはたくさんの雌に子孫を残したいという本能があるわけじゃないですか。
で、雌にもてるためには優秀な雄である必要があるわけです。
優秀な雄というのは食料を安定的に供給できるとか、雌を守れるとか、子供を育てられるとか、ですよね。
それは人間も一緒で、男は女にもてるためにもっと金(食料や良い生活を保証するもの)を稼ぎたいって思うわけじゃないですか。
金以外でも自分の魅力をあげる要素は他にもありますけど、お金ってのはわかりやすい魅力アピールですよね。
人間は社会的な生き物になってしまったせいで本能が薄れて、「名声・地位」とか人の評価といった余計な物を求めてしまいますけど、
雄・男というものの生物的な存在価値を見た時に、「いかに雌・女に金などの価値を供給できるか」ってことがシンプルな問題になると思うんですよね。
だから女にもてるために金を稼ぐってのは、男が目指す一番シンプルで正直で本能と存在価値に則った生き方だと思うんです。
その点で野崎氏というのはその道をまっすぐ進まれていたので、非常に雄だなーと思うわけです。
しかし多くの人は、自分にはできないとあきらめたり、世間の目を気にしたりして、それを実行には移しません。
もし自分が資産家だったら、野崎氏と同じことをしたいと思う男性はたくさんいるはずです。
もちろん僕もそのひとりです。
僕はいつまでもたくさんの女性にもてたいですし、そうするためにお金を稼いでいますし、体型や健康や身だしなみに気を使っています。
単純に良い生活がしたいとか、楽しく暮らしたいからという気持ちもありますが、女性にもてたいという願望は大きなモチベーションになります。
もし世界に女性がいなければ、私はいまより自分の外見を気にしてませんし、
今みたいにちゃんとした職についていないかもしれないし、
そもそもブログやYouTubeや株なんてしようと思わないでしょう。
もし世界に女性がいなければ、私にとってこの世界はとてもつまらないものになってしまいます。
世間的に、有名人が浮気や不倫をしたらめっちゃバッシングされますが、
正直私はなんとも思いません。
なぜかというと、お金持ちの有名人・芸能人は、元々ほとんどの方がモテたいとかチヤホヤされたいからその道を選んだわけでしょ?
これは極論ですかね?
でもじゃないとわざわざ芸能人になろうなんて思わなくないですか?
有名になってたくさんのお金を得て、モテるようになったらそりゃ女の人と遊ぶでしょ(笑)
そんなの当たり前じゃないですか。
だから男性芸能人が浮気してそれをバッシングしてる男がいたら、私は単純にこう思うわけです。
「いや、お前も金持って美人からモテたら絶対手出すから」
もし浮気した男性芸能人のことを別の男性芸能人がバッシングしてたら
「いや、嘘こけ!どの口が言うてんねん!」
って思うわけです。
まぁ浮気や不倫というのは社会的に倫理的に悪いとされているから、人間はなるべくそれをしないように生きているわけですけれども、
別に浮気や不倫がOKなのであれば、したいと思う男性はごまんといるでしょう。
でもそうしてしまうと女性が安心して子育てできなくなったり社会的に成り立たない可能性が高いから、
だからいくらたくさんの女性を抱きたいと思っている男性がいたとしても社会的に浮気や不倫はNGとなっているわけです。
多くの男性は正直なところ表面意識で気づいているにせよ気づいていないにせよ「金と女」に満たされた人生を歩みたいと思っているはずです。
でも正直にそれを言ってしまうと、バッシングされるので言わないだけか心の底にしまって生きているだけです。
人間色んな目標があって、達成したいことがたくさんあると思います。
でもその根本的な願望・原因を深掘りしていくと、結局「安心したい」とか「異性にもてたい」とかにたどり着くはずです。
僕にもいろんな願望があります。
・もっと英語が話せるようになりたい
・ピアノが上手くなりたい
・もっとお金を稼ぎたい
・もっといい家に住みたい
・時間的経済的に自由になりたい
・筋トレを続けてかっこいい体を手に入れたい
あげればきりがないです。
でも真剣に考えたんです。
真剣に考えて、自分の願望を「なぜそう思うの?なぜ、なぜ?」って突き詰めたら
結局、女にもてながらいい生活がしたいってことなんです。
英語は世界中の女性と話すためですし
ピアノも筋トレも好きでやってることですが、もし女性がいなければこんなに真剣にやってません。
健康・金・女 この3つが人生において大切
昔はね、有名になりたいとか思ったこともありましたけど、
いまの私はまったく有名になりたいとか世間からチヤホヤされようなんて思いません。
なぜならそれらはほぼ無意味だからです。
人生の価値観において「金と女と名声」なんてことを掲げる人っていたじゃないですか。
ひと昔前のことかもしれませんけど。
でも僕は名声なんていらないんで「健康・金・女」が欲しいですね。
書いている通り、大事な順番は健康→金→女の順番です。
不健康でいつも病気を抱えていれば、金を稼いだり女と遊ぶこともできない。
金がなきゃ女と遊べないしいい暮らしができない。
だから自分が重視する順番は健康、金、女です。
まぁ健康と金があれば女も得やすいだろうと思いますしね。
元気があればなんでもできるってやつですよ。
健康も金も女もなければ、愛や安心もなかなかついてこないだろうと思いますし。
愛が大事!という主張も結局は「自分が好きな相手から好かれたい」とか「気に入った相手と良い関係を続けて安心したい」という願望でもあるわけじゃないですか。
世の中にはいろんな価値観があります。
僕は愛や友情や名声を求めることを否定しているわけではありません。
ただ順番や重視する度合いが違うだけなんです。
多くの人が求めるものとしてこれらのものがあげられると思います。
「金・異性・名声・安定・愛・友情・健康」
などです。
人が追い求めるものとして、だいたいこれらのものがありますよね。
それがただ人によって重視する割合や順位が違うだけで、だいたいこの中に当てはまります。
「価値観が多様化している」なんて聞きますけど、本当にそうですかね?
物や情報は増えているけど、人間が金や異性や安心や名声や刺激や健康が好きなのはそう変わってないでしょう?
皆それらの組み合わせが異なるだけです。
その中で、私の場合はただ健康と金と異性を重視しているというだけです。
だから、とりあえずこれからも僕は
筋トレして
健康的な食事に気をかけて
株・ブログ・YouTubeで資産をコツコツ積み上げて
英会話を続けて
様々な手段を使ってたくさんの女性と出会っていくだけです。
ほんとね、資本主義の自由恋愛の現代日本に生まれて良かったと思いますね。
本の話に戻ると、著者である野崎氏は金と女を求めることにまっすぐに生きた人でした。
最後はなんとも不可解な死を遂げられた野崎氏でしたが、そのバイタリティーや率直さは非常に刺激になるものでした。
私も氏の生き方からパワーを貰いつつ、これからも最大限人生を楽しみたいと思います。
人生について迷っている方や何を楽しみに生きていいかわからない方は、
野崎氏のように「金と異性」を追い求めて生きると面白いかもしれませんよ?(笑)
正直、そういう生き方がシンプルで楽しいと思います。
もう大人ですし、悪い事じゃなければ誰に何言われようが自分の勝手ですしね。
といっても結婚した人がする不倫はダメなので、独身の方はどんどん異性と楽しく過ごせばいいと思います。
ではでは。